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NEWS2021.01.19 up
洋光台エリアに新築UR賃貸住宅誕生!
洋光台北団地<1-11号棟>は令和3年1月29日入居者募集開始予定です。
特設ホームページの360°住戸画像でいつでもバーチャル内覧! -
NEWS2020.11.16 up
洋光台北団地エリアリニューアル
お披露目です。洋光台北団地エリアの新たな拠点として、建築アイデアコンペを実施した集会所と、隣接する屋外広場・住棟ファサードのリニューアルが行われました。
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NEWS2021.01.19 up
洋光台北団地<1-11号棟>は令和3年1月29日入居者募集開始予定です。
特設ホームページの360°住戸画像でいつでもバーチャル内覧!
NEWS2020.11.16 up
洋光台北団地エリアの新たな拠点として、建築アイデアコンペを実施した集会所と、隣接する屋外広場・住棟ファサードのリニューアルが行われました。
NEWS2021.01.19 up
NEWS2020.11.16 up
TALKING2020.10.27 up
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COMPE2016.06.21 up
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日本を代表する建築家として国際的に活躍する隈研吾氏が、企業や団体のブランド戦略におけるトータルプロデューサーとして優れた実績を挙げ続ける佐藤可士和氏を誘い、ふたりのシナジーによって始まった「団地の未来プロジェクト」。これからの新しい住まい方、開かれたまちづくりを実現していくプロセスを、ふたりを中心にした楽しい会話や裏話を通じて伝えていきます。
高度成長時代の象徴とも言える団地、その根底に流れる日本的なゆったりとした感性を現代に甦らせたいと考えました。
具体的にはまず、ダイナミックな起伏と複雑な平面形状をもつ既存広場になじむようなやわらかい”庇”を2階レベルに挿入し、
天井が高く、解放的で爽やかな”縁側空間”を造り出し、その縁側の中に、敷地の高低差を活かした”2Fデッキ”を設けることで、
立体的ににぎわいが展開する”立体縁側”を纏った新しい広場風景を創造しました。
広場を構成するマテリアルには、リサイクル材や自然素材などの“環境マテリアル”を中心に採用することで、コンクリートのハコに囲まれた既存の“かたい広場”から、人と自然に優しい“やわらかい広場”として再生しました。メインの広場には再生ガラスを骨材利用したオリジナルの舗装ブロックを製作し、店舗周りや広場階段のコンクリート舗装は、全面的に洗い出しをかけることで石の質感が表面化したヒューマンな表情を与えています。
人々のアクティビティを誘発させる装置として、木でできた“ダンチファニチャー”を点在させ、昔の日本の“縁側”を彷彿とさせるあたたかい風景を団地に取り戻しています。時間とともに木のファニチャーがまちに広がり、将来的には洋光台のまち全体に”縁側”の懐かしく温かい空気感が広がることも期待しています。
“立体縁側広場”と“環境マテリアル”、“ダンチファニチャー”で団地を包み込むことにより、21世紀のライフスタイルにふさわしい“やわらかなヴィレッジ”として変身させることを試みました。
外壁リニューアル
様々な色彩に溢れた従来の洋光台のイメージを、自然の“木の葉”が持っているようなグラデーションを用い、やわらかな色調でリニューアルすることで、“やわらかなヴィレッジ”にふさわしい統一感のある色彩を目指した。具体的には、露出していた室外機置き場をアルミ製の“木の葉パネル”で覆うことで、室外機のようなマイナスと思われていた要素をポジティブな要素へと反転した。広場の舗装や、屋外家具にもこの色調を用いて展開する予定。
外壁リニューアル前
住棟やエリアごとのリニューアルを進める先には、地域全体の活性化や人々の新しい住まい方づくりにつながるさまざまなアイデアを、具体的に実践していくことが大切になってきます。「集住(集まって住むこと)」のメリットを最大化し、団地へのこれまでのイメージを刷新する新しいアイデアを、次々に展開していきます。
東京大学建築学科大学院修了。2009年より東京大学大学院教授。1997年「森舞台/登米市伝統継承館」で日本建築学会賞受賞。その後「水/ガラス」(1995)、「石の美術館」(2000)「馬頭広重美術館」(2000)等の作品に対し、海外からの受賞も数多い。2010年「根津美術館」で毎日芸術賞。近作に「歌舞伎座」(2013)、ブザンソン芸術文化センター(2013)、FRACマルセイユ(2013)、近年のコンペ受賞作にV&A at Dundee(2017年竣工予定)等。著書に、『小さな建築』(岩波書店)、『建築家、走る』(新潮社)、『僕の場所』(大和書房)など。都市再生機構の東雲キャナルコートCODAN3街区において、光と風が入り込む爽快なアトリウムが都市生活に潤いをもたらす空間づくりの設計に携わっている。公式サイト: kkaa.co.jp
博報堂を経てSAMURAI設立。ブランド戦略のトータルプロデューサーとして、コンセプトの構築からコミュニケーション計画の設計、ビジュアル開発まで、強力なクリエイティビティによる一気通貫した仕事は、多方面より高い評価を得ている。グローバル社会に新しい視点を提示する、日本を代表するクリエーター。主な仕事にユニクロ、セブンイレブン、楽天、今治タオル、三井物産、ヤンマーのブランディングプロジェクト、ふじようちえん、カップヌードルミュージアムのトータルプロデュース、国立新美術館、東京都交響楽団のシンボルマークデザインなど。著書にベストセラーの「佐藤可士和の超整理術」をはじめ「聞き上手話し上手」、「佐藤可士和の打ち合わせ」など。慶應義塾大学特別招聘教授、多摩美術大学客員教授。公式サイト: kashiwasato.com
独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)は、民間活力を活かし、人々の生活やコミュニティの場として、人が輝く舞台となる美しく安全で快適なまちをプロデュースします。公式サイト: www.ur-net.go.jp/
団地の未来を描く。それは、社会の豊かな未来像を描くことでもあります。
40年以上の歴史を持つ団地の価値を、精緻に見つめ直し、磨いていく。そして、新しい時代の輝きを与えていく。
団地の未来プロジェクトは、人々の生活の変化を感じ取り、課題とアイデアを見つけながら一歩ずつ団地の価値を上げ、
未来の住まい方と地域のあり方を創造する、社会貢献の視点を持ったプロジェクトです。
個としての団地の再整備から、開かれたまちづくりへ。
かつて魅力的な文化を発信した団地に、今という時代の新しいアイデアを注ぐことで、
既存団地の再活性という日本全体が抱える課題に対してひとつの未来を描き、
新しい住まい方を具現化していきます。
団地の「団」をモチーフに、良いアイデアをひとつずつプラスし、そこから広がる団地の未来を表現したプロジェクトのシンボルマーク。
四隅の角を丸くしたアイコンは、既存の枠組みにとらわれないやわらかな着想から創造される新たな可能性を象徴しています。
「ルネッサンス in 洋光台」は、URが培ってきた都市・住環境技術やまちづくりのノウハウを活用し、
日本の“団地の再生”に取り組む「21世紀モデルプロジェクト」のひとつとして、2011年12月にスタートしました。
神奈川県・横浜市の洋光台団地を、建設後40年以上経過した“郊外型ストック”再生のモデルエリアとして選定、
団地の再整備・再活性を核として、地域全体と連携した次世代のまちづくりを目標に取り組んできました、
ここでは、隈研吾氏や佐藤可士和氏をはじめ各界の有識者による提言の場である「アドバイザー会議」と、
地元関係者・行政との協議の場である「エリア会議」という2つのディスカッションが両輪で行われ、さまざまな成果を上げてきました。
そして2015年、これまでの成果や、継続して議論されてきた検討事項を踏まえ、
団地の再生を日本の住環境における本質的な課題として捉え直し、
未来の豊かな住まい方や地域のあり方を創造し、
ひとつずつ具現化していく、「団地の未来プロジェクト」が始動します。